手根管症候群

代表的な末梢神経障害の一つで、手の痺れ、脱力の原因となります。

原因

手根管は、手背側は8個の手根骨で、掌側を屈筋支帯という靭帯で蓋をされているトンネルです。手根管の中で正中神経が締め付けられることにより発症します。中年の女性の方に多い傾向があります。中には、甲状腺機能低下症や、糖尿病、アミロイドーシス、末端肥大症など治療を必要とする全身の病気が裏に隠れていることがあります。

症状

親指から薬指半分までの手のひらの痺れ・痛みにて発症します。進行すると手指の力が無くなり(茶碗を持てなくなる、ボタンがかけにくくなる、物をつまむといった動作ができなくなる)、親指の付け根の筋肉も痩せてきます。夜中、しびれて目が覚めることが多くなり、手を振ると楽になる特徴があります。

診断

特徴的な症状の聴取が大切です。

チネル様
徴候
手根管の部分を指で圧迫又はハンマーでたたくと親指から薬指にかけてしびれが走る現象です。
ファーレン
徴候
手の甲と手の甲を合わせ、胸の前まで持ち上げると手のしびれが強まる現象です。
神経伝導速度
検査
手首のところを電気で刺激して、手根管の部分で神経への電気の流れが悪化していることを確認します。

治療

治療は軽症であれば投薬と安静で軽快します。症状が悪化するような手首の状態を避けるように注意します。装具を装着する場合もあります。このような治療が効果ないか筋力低下があるようであれば手術治療を考慮したほうが良いです。しかし、筋肉が痩せてしまったような場合には、改善が悪い傾向があります。
手術方法は色々な方法があり病態に応じて最適な方法を選択します。主に、局所麻酔下に約2~3cmの皮膚を切開し、顕微鏡で締め付けの原因である靭帯を切離して正中神経の圧迫をなくします。

    • 18歳未満の受診について

      当院では、保護者同伴の方に限り脳神経外科のみ受診をお受けしております。その他診療科につきましてはお受けしておりませんので、ご了承のほど宜しくお願い致します。

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