頭痛は、他に疾患のない「一次性頭痛」と、他の疾患に起因する「二次性頭痛」の2つのタイプに分けられます。
特に明確な病気が原因ではないのに繰り返し起こる頭痛
様々な病気が原因で引き起こす頭痛
生命に関わる危険性が高い頭痛
月に数回程度、間欠的に起こる頭痛で、痛みは数時間~数日間続くことが多い頭痛です。ズキンズキンと波打つような強い痛みで、ひどくなると吐き気などを伴います。
痛みが長時間持続するのが特徴です。痛みは30分~7日間続きます。頭の両側、頭全体、後頭部が痛みますが仕事ができないほどの痛みではありません。
1~2ヶ月間に集中してほぼ毎日起こります。痛みは15分~3時間続きます。頭の片側が痛み、痛くてじっとしていられないほどの痛みになります。
さまざまな病気が原因で起こる頭痛に、くも膜下出血・脳腫瘍・慢性硬膜下血腫・髄膜炎などがあり、これらは生命に関わる危険な頭痛です。
以下の症状のある場合には、ただちに医療機関を受診して下さい。
頭痛の原因は様々です。大半は症状に合った薬剤を適切に使用することで症状を緩和することが可能です。
しかし、中にはくも膜下出血や脳腫瘍など重篤な脳疾患が原因で起こる生命に関わる頭痛もあります。「いつもの頭痛」で放っておかず、早期よりご受診いただくことをおすすめ致します。
健康管理の第一歩は、身体の状態を知ることから!
定期的な健診・検診で、しっかりチェックすることが大切です。